XF60mmに付けたレンズフード「大きな見た目を解消!」

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XF60mmに付属しているレンズフードは非常に大きい。もちろん、あの大きさはゴーストやフレアの映り込みを防ぎ、且つXF60mmの画角に最適化されて設計した結果だということは承知している。

しかし携帯性、利便性を考えた時にどうしても邪魔に感じてしまう。

xf60mmレンズフード

大きすぎる

XF23mmに付けたライカ風レンズフードもそうだが、やはり大きなレンズフードは持ち運びに不便で見た目がよろしくないので、別売りのレンズフードをつけている。

xf60mmレンズフード

全群繰り出し設計

XF60mmのフィルターサイズは39mmだから39mmのレンズフードを購入すれば解決すると思いきや、どうしても納得がいかない事があった。それは、XF60mmはフォーカスを合わせる時にレンズが前後にニョキニョキっと動くのである。

その動きに合わせてレンズフードが動くとなると非常にカッコ悪い。

XF60mmのフォーカスの動き
XF60mmのフォーカス時の動き

これは全群繰り出し設計と言われるもの。全群繰り出しには次ような特徴がある。

レンズ全体を動かしてフォーカシングするため、フォーカスの位置によって収差が変動が少なく、フォーカス駆動全域で最高のレンズ性能を引き出せるフォーカス方式をとった設計。

フォーカシングによる、レンズ群の位置変化がないため、ピント面のシャープさだけでなくOut Focus部の描写も変わることがないので、合焦する距離によってボケが崩れたりすることがない。

この設計方式では、多くのレンズを駆動させるために非常に大きな駆動力が必要となりますが、XFレンズでは、トルクが大きく・起動性能が良いDCコアレスモーターを採用することで高い応答性を実現

全群繰り出し設計: XFレンズ Lens Technology

XF35mmのレンズフードで解決!

別途購入したのが、XF35mm F1.4に付属するレンズフード。

xf35mmレンズフード

このレンズフードは単品での販売を行っている店は少ない。なのでヨドバシカメラで取り寄せた。また、富士フイルム東京サービスセンターでも購入することができる。

xf35mmレンズフード

XF35mmのレンズフードの幅は約2.4cm

xf35mmレンズフード

XF60mmのレンズフードは5.6cmもある。XF35mmに比べて2倍以上大きい。

xf60mmレンズフード

フォーカス時の干渉は?

この菱型のレンズフードを付けることで心配されるのが、フォーカス時のレンズフードとの干渉である。最短撮影距離にしてレンズを一番伸びるところまで繰り出してみた。

その結果、レンズフードと約5mm位の距離でレンズが稼働した。

xf35mmレンズフード

一番出っ張った位置でレンズフードから約3mm程、前に出た状態になる。

xf35mmレンズフード

レンズの傷、汚れ予防

意外と多いのが、レンズに指が触れてしまい、指紋などの油汚れを付けてしまうこと。レンズフードを付けることで、このような自体を防げる。

lenshood

見た目と携帯性が向上

XF60mmとXF35mmのレンズフードを付けるとこれくらいコンパクトになる。ポートレートを撮る際にも相手に威圧感を与えない位の大きさだ。

xf60mmレンズフード

このレンズフードなら付けっぱなしでも余裕でバッグに入る。金属製で質感もイイ。菱型の見た目も面白い。撮影に支障を来さない。素晴らしい組み合わせだと思う。

xf60mmレンズフード

レンズフードの効果は様々だが、携帯性・機能性・見た目を考えるとこのレンズフードが一番しっくり来る。XF60mmでこのレンズフードが使える情報を教えてくれた方に感謝!!

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