最高のメモカメラGR。ライフログの一つとして食べ物を撮影する機会も多いですね。
PCのライブラリの中からGRで撮影した「食べ物」の写真だけをピックアップして掲載してみました。GRならシャッター音がほとんどしないので、撮影に集中できます。
スナップを撮影する場合はISO AUTO HIのプログラムオートですが、食べ物や物撮りの場合はマニュアルで撮影します。
GRで食べ物を撮影するときの設定
- シャッタースピード:1/60〜1/100
- ISO感度:100〜1600
- 絞り:F2.8
シャッタースピード
シャッタースピードが遅ければ遅いほど写真が明るくなり、ISO感度も低く設定できるのでキレイに撮れます。遅いに越したことはありませんが、その分ブレやすくなります。
明るさと画質を保ちつつ撮影するには、自分がどれくらいのシャッタースピードに耐えられるかを知ることが重要。人によるので「シャッタースピードはこれくらいが適正です!」と明確に言うことはできません。
私の場合は、1/80〜1/100であれば安心して撮影できる範囲です。もし、肘や手を机に固定できれば一気に1/30位まで下げる事ができます。
下の写真は三脚が無かったのでティッシュ箱の上にGRを乗せて撮影した写真です。ISO感度を100まで下げ、シャッター速度を1.6秒に設定。絞りを上げて手前から奥までの食材にピントエリアを広げました。暗い環境でも何かを三脚の代わりにすれば、明るく高画質で撮影することが出来ます。
GRの高ISO感度耐性
低ISO感度、スローシャッターに対し、下の写真はISO感度を1600まで上げた写真です。場所は池袋の無敵家です。行ったことのある方はご存知かと思いますが、店内はかなり暗い環境です。
ISOを1600に設定して撮影してもAPSCのイメージセンサーを使っているだけあって高画質を維持してます。常用ISO 1600でも問題なさそうです。
ボカして撮るコツ
- 可能な限り被写体に寄る
- 絞りをF2.8に設定
ボカして撮ることを意識しなくてもGRはGR DIGITAL4に比べてボケやすくなりました。パンフォーカス(全体にピントが合う事)が好きでGR DIGITALを使っていた人はGRに乗り換えた後、このボケ具合いに違和感を覚えたと思います。私は慣れるまで時間がかかりました。
ボカしたい時はマクロモードに設定し、ピントを合わせたい所に可能な限り寄る事です。GRは10cmまで寄ることができます。
GRで撮影中、なかなかフォーカスが合わなかったり、シャッタースピードが下がり過ぎることがあります。そんな時はこのように対処してます。
- 被写体を明るい場所に移動させる
- カメラを向ける角度を変える
- マニュアルフォーカスで撮影する
被写体を明るい場所に移動させる
日中は明るい場所に座り、太陽光が入る環境で撮影できればベストですが、なかなかそうもいきません。テーブルの上にライトがあれば、その光の当たる場所に被写体を移動させて撮ります。
被写体の位置をちょっとズラすだけで明るさを調節できる事があるので、明るい場所を探してみましょう。
カメラを向ける角度を変える
被写体にカメラを向けるときは液晶モニタを見ているので自然と目、カメラ、被写体が一直線上に並ぶと思います。たまには真横(ほぼ水平)から被写体にカメラ向けてみます。その時にカメラを持つ手はテーブルに固定。シャッター速度を下げてもブレる確率が減ります。
また、被写体だけでなく背景も意識してみます。店内の雰囲気も同時に撮ることが出来ます。
マニュアルフォーカスで撮影する
ピントが全然合わない場合は、フォーカスモードをマニュアルフォーカスモードに設定。焦点距離を最短の10cmにして被写体にカメラを寄せます。
全体にピントを合わせる
あまりボカしたくない場合は、ちょっとカメラを引き気味に。絞りを上げて撮れば手前から奥までピントが合いやすくなります。
その他の食べ物の写真
朝マックです。アスペクト比1:1で撮影してみました。
フレッシュネスバーガーを撮影
スナップで食べ物を撮影。
東京駅の人気スイーツ店ALINCOのロールケーキ
なぜ食べ物を見ると撮影したくなるのか!?不思議ですね。
これはすごいね!食べ物に素敵な写真を撮るのが、私の夢です。あまり上手ではないから、なかなかできません。大変勉強になりました。ありがとうございます。