コンデジ、一眼、ミラーレス。レンズはどうする?予算はなんぼ?どこで購入、誰に聞く?カメラ入門者が最初に抱く悩みではないでしょうか。ある程度の経験があればカメラやレンズを購入するときに自分の好みがわかるので、何を買えば良いか判断できます。
しかし、「今まではコンデジだったけど、ちょっと高級な一眼でも使ってみようかな?」「カメラを新しい趣味にしよう!」という方にとって、自分にどんなカメラが合っているのか、自分の好みが何なのか、まだわからない状態です。
そんな方のために失敗しないカメラ選びの方法をご紹介させていただきます!
【カメラの使い方セミナー】に参加する
同じカメラはカメラでもコンデジ・ミラーレス・一眼レフ。レンズであればズームと単焦点、更にイメージセンサーのサイズは数分の1サイズ、フォーサーズ、APSC、フルサイズと様々な種類に別れてます。
それぞれにメリット・デメリットがあります。例えば携帯性を重視するならばコンデジやパンケーキレンズをつけたミラーレスという持ち方。画質重視ならば一眼かミラーレスまたは高級コンデジという選択になるかもしれません。
自分に合った持ち方を知る一番手っ取り早い方法はカメラの使い方セミナーに参加し、カメラを体感することです。
カメラの特徴を知る
カメラメーカーは定期的にカメラの使い方セミナーを行ってます。値段も無料〜数千円程度の料金で参加できます。カメラメーカーの担当者がセミナーを行っているので、そのカメラ(機種)に関しては詳しい知識があるでしょう。
取扱説明書の片隅に書いてあるカメラの操作・設定方法も、まるで裏ワザの様に教えてくれます。また、初心者にも分かりやすいように手元でカメラを操作しながら基本操作を学ぶことができます。
セミナーを通してカメラを触っていくうちに「このカメラだったら画質も十分綺麗だし、問題なさそう。」とか「ちょっと物足りないなぁ。。」と感じることができます。この機会に、不安に思うことや疑問などをメーカー担当者に直接聞いてみましょう!
カメラを体感する
メーカーは使い方セミナーとは別に撮影会イベントも行ってます。
料金は使い方セミナーと同様、無料〜数千円です。『カメラは撮ってなんぼ』うんちくばかり聞いても残念ながら”本当に理解した”事にはなってません。
実際にカメラを手にしてカメラの持ち心地、シャッターを押した時の音や感触、ボタンやリングの操作性、ファインダーから見える景色、撮った写真の色調など。「使ってみなけりゃわからない」ことが数多くあります。撮影会という場を利用してカメラのフィーリングを確かめます。カメラを扱っていくうちに徐々に体が理解していきます。
カメラとフィーリングが合わなければ「なんか違うな。。」と感じるでしょうし、逆に「そうそう。これこれ!!」という具合に考えなくても自分に合ったカメラが”理解できる”ようになります。
家電量販店に行く
「近所でセミナーなんてやってない。」という方もいらっしゃると思います。使い方セミナーや撮影会が行われているのは割りと都市部が多いようです。そんな場合は家電量販店のカメラコーナーに行くことをおすすめします。
とにかく触りまくる
家電量販店のカメラコーナーにはメーカーを問わず、たくさんのカメラがズラリと並んでます。「自分に合ったカメラがわからない」のであれば「自分にあったカメラと出会う」しかありません。出会いはカメラコーナーにあり!陳列棚に所狭しと並んでるカメラを次から次へと手にとってみましょう。
運が良ければ「これや!!」に出会えるかもしれません。私がブログを始める前にヨドバシのカメラコーナーで出会ったのがGR DIGITAL4です。初めてGR DIGITAL4を手にとった時に「なんて握りやすいカメラなんだ!!」と思ったのが購入したきっかけであり、同時にブログでカメラ記事を書きを始めたきっかけにもなりました。
ネットの情報は?
カメラの情報に関して、「ネットで調べても出てこない!!」という事は”マニアックなネタ”を除いてほとんどないでしょう。カメラで分からないことを検索すれば数千件ヒットしますし、プロの意見や初心者が持つ疑問に対する答えなども様々なサイトで収集することができます。
特にカメラ口コミ掲示板などは読んでいてとても勉強になります。しかしネットの情報だけで欲しいカメラが見つかるでしょうか。もちろん、購入する意思を決定する要素がネットで見つかり購入に至ったという場合もあるでしょう。
本当に最適なカメラとは?
もし私が知り合いから「どんなカメラが良いか?」と尋ねられたら「このカメラが良い」と断定することはできません。なぜなら、好みは人それぞれ。自分が良いと思っているから他人も同じように良いと思ってくれるとは限りません。
自分に最適なカメラは自分にしか分かりません。やはりカメラは五感で知るものだと思います。セミナーや家電量販店に足を運び、とにかくカメラに触れること。行動を起こせば必ず最適なカメラに出会えるはず。