現在、FUJINON単焦点レンズXF60mm F2.4を購入するかどうか検討中である。
仮にXF60mmを手に入れた場合、手持ちのレンズはXF23mmとXF60mmになる。結果、単焦点レンズを2本所有する事になる。
レンズ名 | XF60mm F2.4 macro (単焦点レンズ) |
XF18-55mm F2.8-4 (ズームレンズ) |
---|---|---|
画像 | ||
35mm換算 | 91mm | 27-84mm |
価格 | 60,000円前後 | 55,000円前後 |
重量 | 215g | 310g |
なぜズームレンズを買わないのか?
こんな疑問を持たないだろうか?「ズーム買えば良いじゃん!」確かにズームレンズ(XF18-55mm)を使えば、ほぼ23mm〜60mmの画角をカバーすることができる。
しかも値段も安い。18ー55mmであれば値段は55,000円位で手に入る。ところが単焦点の場合、XF23mm+XF60mmの合計価格は15〜16万位になる。
ズームを使えば画角に応じてレンズを交換する必要もなくなる。しかもレンズ一本で広角から望遠まで対応できる。ズームレンズはコスパに優れ使う場所を選ばない便利な道具である。
その事を踏まえた上で私はズームレンズは購入しないと決めている。
X-T1撮影会にて
X-T1撮影会で18ー55mm標準ズームを使用したが、レンズ一本で広角望遠の両方とも使えるし、寄れない場所もレンズを捻れば被写体を手元にググッと引き寄せる事ができる。大変便利な道具だ。
単焦点を使う理由
なぜズームレンズを買わないのか?単焦点レンズにこだわり続けるのか?
単焦点といえば明るくてブレにくい。ボケやすい。画角が一定だから構図が取りやすい。などのメリットがあるが、それ以外の単焦点を使うべき理由についてまとめてみた。
理由その1:楽しい
ズームを使えば手元の操作だけで収めたい構図にまとめる事ができる。しかし単焦点レンズの場合、そうはいかない。自分の足で動き、場合によっては手をグイ〜と伸ばし変な姿勢をしながら撮影することもある。スナップ撮影する際は、チョコマカとせわしなく動き続ける。「単焦点って面倒くさそう。。」と思うかもしれない。しかし使えば使うほど画角が身につき、どこから撮ればどんな画角で切り取れるかをファインダーを覗く前から分かるようになる。そうするとフレーミングするという作業が楽しくなる。更に、普段デスクワークの私にとっては丁度良い運動になる。
理由その2:上手くなりたい!
自分の足を使い構図を決めて被写体を捕らえるので、写真の上達が速いらしい。
理由その3:継続する
継続する事は難しい。せっかく単焦点で撮り続けているので、このまま貫き通したい。「単焦点一筋30年です!」くらい言ってみたいなぁ。
生涯、単焦点を使い続けられるか否か。考え方が180°変わり「やっぱりズームだわ」となる事もこれからの人生の中で起こりえるかもしれない。
もしその日が来たら、「私が単焦点からズームレンズに移行した理由」というタイトルで記事を書こうと思う。