dp2 Quattroで撮った写真をRAW現像してプリント

0
5278

X-E2やGRで撮影する時はJpeg撮って出しです。しかし、dp2 QuattroはRAWで撮影しPCで加工することで目的のイメージに近い絵作りができ、高画質で出力することができるらしい。

RAW現像

JpegとRAWそれぞれ100枚近く撮影。データのサイズを見てびっくりです。なんと6GBを超えてました。PCにデータを転送するまで6分近く時間がかかります。

SDカードデータ移行

Jpegは10MB前後。RAWは50MB以上あります。

dp2_QuattroのRAWデータサイズ

転送が完了するまでの間、SIGMAとEIZOのスタッフから写真関連機材についてご紹介していただきました。まずはモニターのキャリブレーションを行うための機材カラーモンキーフォトというアイテムです。

キャリブレーションを行う事でモニタの色温度や明るさの差異を安定させる事ができます。

キャリブレーション機器

EIZOのEX2というキャリブレーション機器。PCモニタの付属品です。

キャリブレーション機器

裏側はこんなふうに穴が空いてるんですね。

キャリブレーション機器

キャリブレーションを行うには専用のソフトが必要。

キャリブレーション

スタッフの話を聞いている間に、PCへ写真データ転送が完了しました。撮影した写真の中からJPEGに書き出す写真を選択。

この写真をピックアップしました。

dp2-quattroの写真SIGMA dp2 Quattro (30mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO160)

RAWデータは専用のソフト【SIGMA Photo Pro 6】で編集。露出、ホワイトバランス、X3 Fill Lightの値を調整。イイ感じになってきました!

RAWデータ編集

編集終了後、Jpegに書き出します。

dp2 quattroのRAW現像

続いて印刷する紙を選びます。CANSONというメーカーのプリント用紙です。

写真プリント用紙

プリント用紙は複数あり、どれを選んでよいのか分からなかったのでスタッフの方に訪ねました。「コントラスト、色調が強く出るものをお願いします。」すると「バライタ(BARYTA)で行きましょう!」ということでした。多分、フジのベルビアみたいな感じでしょうか。

バライタ

Jpeg画像をプリントするには、Photoshopにデータを取り込んでから行います。プリント用紙のプロファイルを設定すると、

モニタ上でプレビュー

撮影後のイメージが表示されます。

dp2 quattroのRAW現像

印刷に使用するプリンタはEPSONのPX-5Vという機種。

EPSON PX 5V

プリンタから写真がでてきました。この瞬間はとてもワクワクしますね。

プリントアウト

写真が印刷されました!

RAW現像

隣で作業をしていた方の写真を撮影させていただきました。

EPSON PX 5V

2種類のプリント用紙を使い発色具合の違いを確認。

EPSON PX 5V

プロの写真家『高村 達』さんです。自宅に帰りネットで存在を知り、びっくりしました。その節は大変、失礼いたしました。

Photographer Toru Takamura

EIZOのモニタのカラーマッチング、SIGMAのRAW現像、CANSONペーパープリントをひと通り体験。せっかくなのでオフィス内にあるEIZOのモニタを見て回りました。

モニタを縦に設置して表スペースで表示領域を広げてます。

EIZO-Monitor

フォトグラファー、グラフィックデザイナー向けのEIZOモニタColorEdgeシリーズ。値段は高め。

EIZO-Monitor

モニタからニョキッとセンサーが出てきて自動でキャリブレーションを行うモデルも有ります。とてもオモシロイですね。

ColorEdge-CG277

帰りにSIGMAのロゴが入った木製のボールペンとEIZOのシルバーマウスパッドを頂きました。ありがとうございます。

SIGMAのボールペン

カメラの実機貸出だけでなく、RAW現像、ソフトの使い方からプリントアウトまでレクチャーしてもらえるとても充実した体験セミナーでした。

今回のセミナーでカメラの使い方やプリントの楽しさを知り、ますますフォトグラファーが増えそうな予感がします。スタッフの皆様ありがとうございました!

コメントを書く

必須項目をご入力ください
必須項目をご入力ください