SIGMA dp2 Quattroをレビュー

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2014年6月18日〜22日の期間で渋谷ヒカリエで開催された東京カメラ部2014写真展 in SHIBUYA Hikarie。富士フィルムの新しいレンズXF18-135mmやSIGMAのdp2Quattroも展示場に並ぶという事で会社帰りに行ってみました。

渋谷ヒカリエ写真イベント

写真展イベント概要

イベント名 東京カメラ部2014写真展 in SHIBUYA Hikarie
日時 2014年6月18日(水)〜22日(日)
住所 渋谷Hikarie(ヒカリエ)8F
東京都渋谷区渋谷2-21-1
出店ブース
  • オリンパス
  • シグマ
  • ニコン
  • パナソニック
  • 富士フイルム

今年のCP+で初めて手にしたSIGMAの新商品【Quattro】シリーズ。従来のモデル【Merrill】からデザインが一新されました。

SIGMAブース

どこのメーカとも被らない全く新しいデザインですね。SONYのNEXのように、ボディーよりもレンズのほうが強調されインパクトがあります。

SIGMA dp2 Quattro

dp2 Quattroとdp2 Merrillの比較

従来の機種Merrillと比較してみました。

dp2 Quattro dp2 Merrill
発売日 2014/6/27 2012/7/12
BLACK BLACK
有効画素数 2900万画素 4600万画素
センサーサイズ APS-C
23.5mm×15.7mmCMOS
APS-C
23.5mm×15.7mmCMOS
焦点距離(35mm換算) 45mm 45mm
F値 2.8 2.8
最短撮影距離 28cm 28cm
 液晶モニター 3インチ92万ドット 3インチ92万ドット
撮影枚数 200枚 97枚
重量 410g 355g

有効画素数は4,600万画素から2,900万画素に下がったのが気になりますね。撮影可能枚数が97枚から200枚に大幅にアップしました。省エネになったみたいですね。

Quattroの外観

Quattroを持ってみるとズッシリとした重みを感じます。手にヒンヤリとした金属の冷たさが伝わってきます。ボディーの形状はいたるところが角張ってます。モード切替ボタンと電源ボタンは上部に設置されてます。

dp2 Quattro操作ダイヤル

絞りやシャッタースピードを変えるダイヤル。親指と人差し指で操作しやすい場所に位置してます。Merrillよりも使いやすそうです。

dp2 Quattroダイヤル部

ボディーをシッカリと握れるように親指部分が 凹んた形状になってます。Merrillは平らでしたが、Quattroはグリップが効くので安定感が向上しそうですね。

dp2 Quattroカーソルボタン

カーソルの移動と決定ボタン。クリック感はちょうど良かったです。

dp2 Quattro背面ボタン

ISOの設定画面。ISO100,125,160と細かく分かれてますね。SIGMA Merrillの作例は低ISO感度、露光時間が長めの作品が多く、いい写真を撮ろうと思ったら三脚は必須かもしれませんね。

dp2 Quattro ISO感度設定

すごい画像サイズです。SUPER-HIGHの場合、最大39M(7680 x 5120)のデータ量になります。フルサイズを超えそうです。

dp2 Quattro画像サイズ

画像エフェクトも充実

  • シネマ
  • サンセットレッド
  • FOVクラシックブルー
  • FOVクラシックイエロー
  • モノクローム

dp2 Quattro画像エフェクト

  • スタンダード
  • ビビッド
  • ニュートラル
  • ポートレート
  • 風景

dp2 Quattro画像エフェクト2

水平器やヒストグラムの表示

dp2 Quattro水平器

存在感のあるレンズ。ギラッと黒光りしてます。

dp2 Quattroレンズ部

フィルター径は58mm

dp2 Quattroレンズ口径

SIGMA Quattroの光学ファインダーVF-41

せっかくなのでSIGMA純正のファインダーVF-41を覗いてみました。

dp2光学ファインダーVF-41

ファインダーを使って覗くと肉眼よりもクリアに見えますね。やっぱりファインダーっていいですね。GRにもファインダーを付けようと思いました。ボディーからボンッと出っ張ってます。このファインダーも存在感が半端ないですね。ファインダーが付いていると只者ではないカメラだなと思わせてくれます。

VF-41

眩しいところなどで撮影する時にはファインダーが大いに役に立ちます。液晶モニターが見づらい時に活躍するアイテムですね。

dp2 Quattro外部ファインダー

高級コンパクトの異端児Merrillに続き、Quattroシリーズ。いつかは使ってみたいカメラです。

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