前回の記事(XF23mmと接写リングFUJIFILM Xマウントで使える接写リングK-AETSを試してみた)の続きです。
掲載されている画像はXF23mm F1.4Rに接写リングK-AETS FUJIX(10mm)をつけて撮影されたものです。
使用した接写リング
机に置いてある造花を撮影してみました。レンズからの距離はこれくらいです。
葉っぱの網目模様が確認できるレベルまでアップして撮影できます。
ランプのオブジェを撮影。レンズとランプがほとんどくっ付いている状態です。
写真だけ見ると何を撮影したのかわからないですね。
腕時計を撮影してみました。
絞りをF1.4開放で撮ると柔らかく撮れますが、接写リングを付けることで被写界深度が更に薄くなり、ピント以外はボケて消えてしまうので、モヤの中で撮影しているような写真になりました。
ピント以外はボケボケですね。
これは何を撮ったのでしょうか。
「〜のおもしろい・・・」というタイトルの本です。「お」から下の文字がモワッと消えてます。
新聞紙
キーボード
F4.0まで絞って撮影してみました。開放だと全体的にボケてしまいますが、多少絞ることで輪郭を残しつつ撮影することが出来ます。
竜頭にピントを合わせました。背景の玉ボケが大きくキレイですね。
表に出てみました。風が吹いているので被写体がブレます。室内よりも難易度は高め。ピントがあっている写真は10枚に1枚くらいしか撮れませんでした。何回もシャッターを切ってピントが合うまで粘ります。
虫などを撮るときはシャッターチャンスは限られます。撮っている間に何度も逃げられました。難しいですね。
アリも良く動きます。小さいのでピントがなかなか合いません。「撮った」というよりも「撮れた」に近いです。
赤い色をしたタワシのような植物です。トロピカルに撮れました。
モノクロでネジを撮影してみました。金属の質感が出てますね。
接写リングなので常用するのは難しいですね。しかし、リングが小さく軽いのでどこにでも持ち運べます。ポケットにも入る大きさなので、気軽に接写できますね。撮影してみた感想はピント合わせが非常に困難。カメラのモニタ上でピントが合っているかどうかを確認するのは難しいです。なので、一発でピントが合っている写真を撮るのは至難の技。
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