レンズの持ち方
できればカメラやレンズの数は少なければ少ない方が良いと思っている。シンプルイズベスト。無駄なものを徹底的に削ぎ落とし、必要なものだけ持ち歩く。カメラ、レンズも一つのみ。一つだけなら「今日はどのレンズにしようか、、」と悩むこともない。持ち運ぶ荷物の量も少なくなる。
レンズ交換式カメラだけどレンズを増やしたくない
一つだけならそのカメラ/レンズを使う頻度も増える。使えば使うほどクセが理解でき、考えなくても、どう設定すればよいか直感でわかるようになる。普段広角で撮影していて急に望遠を使ったりすると慣れてないため画角の違いに戸惑う。慣れた画角で撮影に挑みたいものだ。
追加したいレンズ
今、欲しいレンズがある。それはXF60mm F2.4 macroというレンズである。35mm換算90mmの画角。XF23mm(換算35mm)と比較すると全く異なる画角だ。全体を撮影できたものがパーツだけの画角になる。使い勝手が180°変わる。
しかし今まで使い慣れてきた35mmの画角だけではカバーできない。私がカメラをやっていて良かった!と思う瞬間は人物を撮影し、その写真を喜んでもらったときである。
ポートレート撮影
XF23mmでもフィルムシミュレーションProNegのおかげで非常にキレイに人物写真を撮影することができる。とても満足している。しかし、もっとキレイに撮りたい!と思う欲はふつふつと沸き上がってくる。X-T1撮影会で使用させていただいたXF60mm。そのレンズを使って行われたポートレート撮影。
使いやすいレンズ
不思議と90mmの望遠が使いにくいという感じがしなかった。むしろ相手と程良い距離を保ち納めたいフレームに納められる使いやすさを感じた。初対面の相手に1メートルあるか無いかの至近距離まで寄ることはさすがに難しい。XF23mmだと相手の距離をグッと詰めなければならない。
寄りにくい状況がポートレートの場合起こりえる。その点90mmだったらそんな事を気にすることなく撮影に集中できる。切り取りたい範囲だけ切り取れる。画作りがとても簡単に行える。ボケも非常に美しいしフォーカスも早い。しかも軽い。どこにでも持ち運べる大きさと軽さである。
ポートレートとマクロの二刀流
最短焦点距離 最短焦点距離はXF23mmとほとんど変わらないのがこのレンズの特長である。いつもと同じ感覚で被写体にカメラを向けて撮影することができる。このメリットは非常に大きい。もちろん画角はグッと狭くなる。
しかし、見せたいものを強調したい場合には広角マクロよりも望遠マクロの方がインパクトのある写真が撮れる。広角だと周囲によけいなものが入ってしまうことがあるが、XF60mmはそれをほとんど気にすることはなくなるのでは無いだろうか。
結論
このレンズは持っていて損はない。しかも使う機会が多い。なによりポートレート撮影時に大いに活躍するレンズである。もう買わない理由はないではないか。。。