XF60mmのマクロレンズを使って森の自然を撮影してみました。このレンズはフィルターサイズ39mmでレンズフードを付けなければ非常にコンパクトです。
私はXF35mm F1.4のレンズフードXF60mmにつけてます。なかなかシックリくるので気に入ってます。
マクロレンズで自然を切り取る
今回の記事では日光の山に登った時に撮影したXF60mm F2.4 macro + X-E2の作例を紹介いたします。
このレンズを使う時は開放のF2.4で撮影してます。うっかり絞りリングに触れてしまう事が度々あります。下の写真は開放で撮影したつもりがF2.8でした。
常に開放で撮る場合にはリングをガムテープなどで固定してしまったほうが良いかも?
XF60mmの長所
このレンズの気に入っている所はズバリ解像感です。木や葉っぱの筋の一本一本 までクリアに描写できます。人物撮影でも産毛までクッキリ写ります。
ポートレートや物撮りでも活躍するレンズです。
玉ボケもキレイに出ます。
XF60mmの欠点
XF60mmの不満点を上げるとすれば、フォーカススピードの遅さです。じっくり腰を据えて撮る場合は問題ありません。しかしポートレートではテンポ良く撮影できません。
そんな時は親指フォーカスを使って大体のピントを合わせた後、ピーキングを頼りにマニュアルでフォーカスを合わせるようにしてます。
XF60mmは換算91mmの画角。絞り開放、最短撮影距離で撮影すれば非常に薄くピントを合わせられます。野外で花びらなどを撮る時は風が吹いているのでピントを合わせるのは至難の業。
ある程度シャッタースピードを上げて何枚か撮影しないとバッチリピントが合った写真はとれません。
ピントの合わせ方のコツ
撮影距離が近い場合にはピントリングを回すよりも自分が動いてピントを合わせたほうがラクな場合もあります。カメラのファインダーを眉毛の上辺りに固定して、そのまま顔を前後に移動させてピントを合わせます。
そうすると、顔の動きに合わせピーキングが波のように前後に移動します。ピントを合わせたい場所にピーキングが合った瞬間にシャターボタンを押します。
木にペタリと張り付いたエイのような形をした葉っぱ。
何気なく通りすぎてしまう道でもマクロな視点で観察してみると自然の美しさ、面白さを感じます。
XF60mmで撮影した時はXF18-135mmも持っていたので、スナップ用とマクロ用に2台ボディーが欲しいなと思いました。X-Pro2(もしくはX-Pro1 Tか??)が出たら是非購入したいですね。