RICOH GRの作例やFUJIFILMの一眼レフカメラやXFレンズの評価、単焦点と望遠レンズの比較などを詳しくレビューするブログ
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GRを使用して1年後のレビュー

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2013年の5月にGRを購入して約1年が経過。「まだ1年しか経ってないのか。」という感覚である。既に撮影合計枚数は25,000枚を超えていた。この数値を1年で割っても、1日60枚以上撮影していたことになる。まだ1万ショットくらいしか撮ってないと思っていたが、意外と多いものだ。

GRスローシャッターRICOH GR (18.3mm, f/4, 1/3 sec, ISO100)

ちなみに、GRの撮影枚数を確認するには【WBボタン】を押しながら【再生ボタン】を押すと『SH』という項目が出てくるので、これが合計撮影数に該当する。

GRの撮影枚数確認方法

GR発売前

1年前(2013年)の5月。GRが発売される前のイベント【GR体感&トークライブ】に参加。会場はTABLOID

雨の中GRを手にし「日の出駅」周辺を撮影。懐かしい。

GR発売イベントRICOH GR (13.7mm, f/4, 1/160 sec, ISO100)

GRを購入した当初は画像エフェクトを多用していたが、現在はまったく使用していない。ノーマルオンリー撮影している。

GR試し撮りRICOH GR (13.7mm, f/7.1, 1/3000 sec, ISO800)

GRのハイコントラスト白黒はイイ粒感である。

GRハイコントラスト白黒RICOH GR (18.3mm, f/4.5, 1/1000 sec, ISO800)

GRとの日々

GRと過ごした1年は中身の濃いものだった。「写真とは人生の記録。」どこへ行くにもバッグかポケットにはGRを入れて移動する。

RICOH ブルーRICOH GR (18.3mm, f/4, 1/320 sec, ISO100)

イイ場面に出会ったら直ぐにシャッターを切る。GR DIGITAL 4からGRへの最大の進化は画質よりも起動の速さかもしれない。

GRの玉ボケRICOH GR (18.3mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO100)

ブログカメラ

ダーフク.comは毎日更新中。ブログには写真は必須。ネタとなる写真を撮らなければならない。GRはスナップを撮るのに最適なカメラであると同時に究極のメモカメラでもある。美味いラーメン屋、カフェなどに行けばGRで何枚も撮影している。広角のコンデジだが、手元にあるものを撮影する時はフワッとボケてくれる。

ドーナツの写真RICOH GR (18.3mm, f/3.5, 1/80 sec, ISO800)

シャッター音

GRのシャッター音はほとんど無い。シャッターを切った時に「カチッ」と僅かに聞こえる程度である。音の小ささはとても重要。

居酒屋の写真RICOH GR (18.3mm, f/7.1, 1/250 sec, ISO1600)

メモカメラ

文字でメモるより、写真でメモる。お店のメニューを記録したいときはGRの登場。画質がよいので、小さな文字も鮮明に記録出来る。

革バッグの写真RICOH GR (18.3mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO800)

町を歩いている時に寄ってみたいお店を見つけたらGRで撮影。今週末にその店に行く予定を立てる。起動が早く、ブレにくく、撮った後、正確に画像を認識できる。

浅草の写真RICOH GR (18.3mm, f/4, 1/250 sec, ISO1250)

高画質コンデジ

こんなに小さいカメラの中にAPSCのイメージセンサーが入っているのは驚きである。

逆光を撮影RICOH GR (18.3mm, f/8, 1/60 sec, ISO200)

GR DIGITAL4を使っていたが、画質は全く別物。こんなにも1/1.7とAPSCとで画質に開きがあるものかと驚愕せざるを得ない。スナップなら、ISO3200でも問題ない。

夜の皇居ランニングの写真RICOH GR (18.3mm, f/4, 1/40 sec, ISO3200)

イメージセンサー大型化によるメリットは大きい。GR DIGITAL4よりも多少大きくなったが、このサイズに収める事に成功した開発者は凄い!

雷の写真RICOH GR (18.3mm, f/4.5, 1/15 sec, ISO400)

シャープとコントラストの効いた絵づくりが楽しめるのもGRの特徴

高感度撮影RICOH GR (18.3mm, f/8, 1/250 sec, ISO2200)

相棒

GRを手放して外に出かけることはあまりない。通勤はもちろんのこと。庭の草刈りや、犬の散歩。お墓参りをするときにもGRを持って行く。

花をマクロ撮影RICOH GR (18.3mm, f/2.8, 1/640 sec, ISO100)

waterdropRICOH GR (18.3mm, f/4, 1/800 sec, ISO100)

リコーブルーRICOH GR (18.3mm, f/6.3, 1/2500 sec, ISO100)

28mmの画角

GRは35mm換算28mmの画角。スナップを撮るのには最適な画角である。

GR人物写真RICOH GR (18.3mm, f/4, 1/250 sec, ISO500)

どこをどう切り取るか意識せずシャッターを切るだけで見たままが撮れる。単焦点の魅力を十分堪能できるカメラでは無いだろうか。

雪の日に撮影RICOH IMAGING COMPANY, LTD. GR (18.3mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO100)

GRの作例

写真管理ソフトApertureに保存されているGRの写真を抜粋

夜の散歩道RICOH GR (18.3mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO2200)

銀座スナップRICOH GR (18.3mm, f/9, 1/250 sec, ISO320)

バーの写真RICOH GR (18.3mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO160)

RICOHブルー空RICOH GR (18.3mm, f/13, 1/80 sec, ISO100)

鳥居RICOH GR (18.3mm, f/4, 1/250 sec, ISO200)

森林RICOH GR (18.3mm, f/4, 1/250 sec, ISO800)

RICOHブルーRICOH GR (18.3mm, f/4, 1/250 sec, ISO140)

いつでも、どこにでも持ち運べる高画質コンパクト単焦点デジタルカメラGR。今後も大いに活用したいアイテムである。

佐野史郎トークショー

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佐野史郎X-Pro1トークショー

ミッドタウンにある富士フイルム本社で行われた俳優の佐野史郎氏による、X SPECIALトークショーに参加してみました。

佐野氏はX-Pro1からXシリーズを愛用しているとの事。いままで有名写真家やXの開発者の話は沢山聞きましたが、俳優のX話は初めての事なので興味が有りました。

Fujifilm Talk Show-4

イベント概要

日時 平成26年5月31日(土)
14:00-15:00
会場 東京ミッドタウン
富士フイルム 本社
住所 東京都港区赤坂9丁目7番3号

イベント当日はとても暑い天気でした。既に夏ですね。

Fujifilm Talk Show-5

開演30分前ですが早くも列が出来てました。

Fujifilm Talk Show-6

新製品X-T1発売記念イベントとは違い、公演中のスライドの撮影はNGでした。

佐野氏が撮影した写真をスライドで上映しながら、商品企画の上野氏の進行のもとカメラやレンズの説明を交えつつ行われました。作例の中で使用されたレンズはXF18-55mmをメインとし、XF35mm、XF56mm、XF60mm macroも使用されてました。カメラはX-Pro1とX-T1。

佐野氏の作例

富士山をバックにした製糸工場跡地やXF60mmで撮影したモノクロの氷柱。XF56mmで撮影された新鮮なキャベツ。とても印象に残ったのがXF35mmで撮影された「鶴瓶の家族に乾杯」のロケ中に撮影された人物写真。35mmはとてもキレイに映るな〜と思いつつ、スライドを眺めてました。

佐野氏は今までズームを使ったことがないとの事でしたが、X-T1 + XF18-55mmを使った時に、「ズームを使っている気がしない。。」と仰ってました。その感覚がとても不思議だったそうです。

最後は、「35mmとXQ1。これがあればイイですね!」というコメントで締めくくられました。

Fujifilm Talk Show-7

ミッドタウンの中を撮影

せっかく来たので、ミッドタウン内をX-E2で撮影してみました。

Fujifilm Talk Show-1FUJIFILM X-E2 (23mm, f/5.6, 1/350 sec, ISO200)

屋外で昼食を

Fujifilm Talk Show-2FUJIFILM X-E2 (23mm, f/5.6, 1/250 sec, ISO200)

歩道脇に咲いていた花

Fujifilm Talk Show-3FUJIFILM X-E2 (23mm, f/5.6, 1/320 sec, ISO200)

次回のX SPECIALトークショーは誰のお話が聞けるのか楽しみです!

ミラーレスカメラ用ハンドストラップレビュー

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ETSUMIハンドストラップETM-9752

写真撮影中の不意な落下を防ぐアイテム。カメラ用のハンドストラップETSUMI N ACTIVE(アクティブ)を購入してみました。

ETSUMIハンドストラップETM-9748

ハンドストラップ製品の仕様

メーカー型番 ETM-9748
全長 約25cm
本体幅 約20cm
カラー イエロー
グレー
ブラック
ブルー
重量 約17g
主要材質 ポリエステル+本革

ETSUMIハンドストラップETM-9748

ストラップの裏地はスウェード地のような素材になっているので汗をかいても滑りにくくなってます。また、厚みもあるのでカメラを支えるには十分な強度のようです。

ハンドストラップの裏地

ハンドストラップを取り付けるカメラはミラーレスカメラX-E2です。ハンドストラップの長さは全長25cmです。

X-E2のハンドストラップ

ストラップをカメラ本体に止める部分は約1cmの幅があります。カメラのストラップ取り付け穴の大きさによっては入らないものもあるので注意が必要です。

ハンドストラップ取り付け部品

X-E2のストラップ取り付けの穴にはそのまま装着することが出来ないので、三角リングを使用。

X-E2三角リング

三角リングにストラップを通します。

X-E2ハンドストラップ取り付け

紐を隙間に通します。

ハンドストラップ取り付け

ハンドストラップをカメラに取り付けた状態です。

ETM-9748-ETSUMI

手首に通してみたところ、ぴったりハマりました。

ハンドストラップを手首に通す

撮影する際には、人差し指と中指の間にストラップの取り付け部分が出る状態になります。

ハンドストラップを手首に通す

使用してみた感想は、ネックストラップよりもハンドストラップを使ったほうがフットワークが軽くなり、液晶モニタを使った接写などがし易いと感じました。また、重量をほとんど感じないので、装着していて疲労感も感じませんでした。

難点は、滑りにくい素材のため、手首を通す時に両手を使わなければならない点です。ストラップのサイズがそれ程大きくないので、手首の太い方はちょっと通しにくく感じると思います。

X-E2のハンドストラップ

撮影時にカメラの落下が心配な場合はハンドストラップを付けて対応しておくと良いですね。

ミラーレス一眼レフを包み込むカメララップケースレビュー

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カメラを包む風呂敷ケース

風呂敷のようにカメラを包み込むことができるカメラ専用ケース。HAKUBAのKCW-MBK【Mサイズ】を試してみました。カメラはX-E2にXF23mmを付けた状態です。

このケースの特徴は布でカメラを包むだけなので、コンパクトに収納することが出来ます。また、布の表面部分には撥水性を備えたナイロン。裏面はカメラやレンズを傷つける心配がないポリエステル製です。

ケースに入れないままバッグに放り込むと傷を付けてしまうのが心配にになりますが、このカメラ風呂敷を使えば安心です。

ハクバ風呂敷カメララップケース

HAKUBAカメララップ M(KCW-MBK)の製品仕様

大きさ 縦48cm×横48cm×厚み4mm
重量 約70g
素材 表面:ナイロン
裏面:ポリエステル
仕様 撥水処理加工

パッケージの裏側です。カメラの包み方が書かれてます。

KCW-MBKの仕様

購入したのはBLACKですが

KCW-MBK黒

黒以外にも豊富なカラーバリエーションがあります。

KCW-MBKカラーバリエーション

ケースの裏面です。柔らかなフリース製(ポリエステル)で出来てます。衝撃吸収素材ではないので、落下には注意が必要です。

フリース素材

ゴムバンドとコードロックが付いているのでシッカリと固定できます。

クリップで止められます。

日本製です。

Made In Japan

カメラの包み方を紹介します。まずはカメラをゴム紐に向けて中央部分に置きます。

カメラの収納の仕方

布を左右から折りたたみます。

ハクバ風呂敷カメララップケース

下から上に折りたたみます。

たたみ方

紐の部分をグルっと一周させます。

たたみ方

レンズ部分にゴム紐巻きつけ、コードロックを適度なところで固定します。

風呂敷カメラケース

カメラをタオルに包んでバッグに入れる事が度々あったので、ちょうど良いアイテムだなと思いました。ガサばることがなく、コンパクトに収納できるのがいいですね。

XF60mm macroを買うべきか悩む

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レンズの持ち方

できればカメラやレンズの数は少なければ少ない方が良いと思っている。シンプルイズベスト。無駄なものを徹底的に削ぎ落とし、必要なものだけ持ち歩く。カメラ、レンズも一つのみ。一つだけなら「今日はどのレンズにしようか、、」と悩むこともない。持ち運ぶ荷物の量も少なくなる。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (60mm, f/4, 1/200 sec, ISO5000)

レンズ交換式カメラだけどレンズを増やしたくない

一つだけならそのカメラ/レンズを使う頻度も増える。使えば使うほどクセが理解でき、考えなくても、どう設定すればよいか直感でわかるようになる。普段広角で撮影していて急に望遠を使ったりすると慣れてないため画角の違いに戸惑う。慣れた画角で撮影に挑みたいものだ。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/180 sec, ISO3200)

追加したいレンズ

今、欲しいレンズがある。それはXF60mm F2.4 macroというレンズである。35mm換算90mmの画角。XF23mm(換算35mm)と比較すると全く異なる画角だ。全体を撮影できたものがパーツだけの画角になる。使い勝手が180°変わる。

しかし今まで使い慣れてきた35mmの画角だけではカバーできない。私がカメラをやっていて良かった!と思う瞬間は人物を撮影し、その写真を喜んでもらったときである。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO1250)

ポートレート撮影

XF23mmでもフィルムシミュレーションProNegのおかげで非常にキレイに人物写真を撮影することができる。とても満足している。しかし、もっとキレイに撮りたい!と思う欲はふつふつと沸き上がってくる。X-T1撮影会で使用させていただいたXF60mm。そのレンズを使って行われたポートレート撮影。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO5000)

使いやすいレンズ

不思議と90mmの望遠が使いにくいという感じがしなかった。むしろ相手と程良い距離を保ち納めたいフレームに納められる使いやすさを感じた。初対面の相手に1メートルあるか無いかの至近距離まで寄ることはさすがに難しい。XF23mmだと相手の距離をグッと詰めなければならない。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (23mm, f/11, 1/400 sec, ISO800)

寄りにくい状況がポートレートの場合起こりえる。その点90mmだったらそんな事を気にすることなく撮影に集中できる。切り取りたい範囲だけ切り取れる。画作りがとても簡単に行える。ボケも非常に美しいしフォーカスも早い。しかも軽い。どこにでも持ち運べる大きさと軽さである。

ポートレートとマクロの二刀流

最短焦点距離 最短焦点距離はXF23mmとほとんど変わらないのがこのレンズの特長である。いつもと同じ感覚で被写体にカメラを向けて撮影することができる。このメリットは非常に大きい。もちろん画角はグッと狭くなる。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/1000 sec, ISO400)

しかし、見せたいものを強調したい場合には広角マクロよりも望遠マクロの方がインパクトのある写真が撮れる。広角だと周囲によけいなものが入ってしまうことがあるが、XF60mmはそれをほとんど気にすることはなくなるのでは無いだろうか。

xf60mm f2.4 macroFUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO1000)

結論

このレンズは持っていて損はない。しかも使う機会が多い。なによりポートレート撮影時に大いに活躍するレンズである。もう買わない理由はないではないか。。。

XF23mmに接写リングを付けてマクロ撮影してみた

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XF23mm F1.4 と接写リング

前回の記事(XF23mmと接写リングFUJIFILM Xマウントで使える接写リングK-AETSを試してみた)の続きです。

掲載されている画像はXF23mm F1.4Rに接写リングK-AETS FUJIX(10mm)をつけて撮影されたものです。


使用した接写リング

机に置いてある造花を撮影してみました。レンズからの距離はこれくらいです。

xf23mm-macro-fotga-19
葉っぱの網目模様が確認できるレベルまでアップして撮影できます。
xf23mm-macro-fotga-2FUJIFILM X-E2 (23mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO1250)
ランプのオブジェを撮影。レンズとランプがほとんどくっ付いている状態です。
xf23mm-macro-fotga-18
写真だけ見ると何を撮影したのかわからないですね。
xf23mm-macro-fotga-1FUJIFILM X-E2 (23mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO1250)
腕時計を撮影してみました。
xf23mm-macro-fotga-20
絞りをF1.4開放で撮ると柔らかく撮れますが、接写リングを付けることで被写界深度が更に薄くなり、ピント以外はボケて消えてしまうので、モヤの中で撮影しているような写真になりました。
xf23mm-macro-fotga-3FUJIFILM X-E2 (23mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO1600)
ピント以外はボケボケですね。
xf23mm-macro-fotga-4FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/250 sec, ISO1600)
これは何を撮ったのでしょうか。
xf23mm-macro-fotga-5FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/250 sec, ISO1600)
「〜のおもしろい・・・」というタイトルの本です。「お」から下の文字がモワッと消えてます。
xf23mm-macro-fotga-6FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/250 sec, ISO1600)
新聞紙
xf23mm-macro-fotga-7FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/250 sec, ISO1600)
キーボード
xf23mm-macro-fotga-16FUJIFILM X-E2 (23mm, f/2.2, 1/125 sec, ISO1250)
F4.0まで絞って撮影してみました。開放だと全体的にボケてしまいますが、多少絞ることで輪郭を残しつつ撮影することが出来ます。
xf23mm-macro-fotga-17FUJIFILM X-E2 (23mm, f/4, 1/60 sec, ISO1250)
竜頭にピントを合わせました。背景の玉ボケが大きくキレイですね。
XF23mm fotgaFUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO1250)
表に出てみました。風が吹いているので被写体がブレます。室内よりも難易度は高め。ピントがあっている写真は10枚に1枚くらいしか撮れませんでした。何回もシャッターを切ってピントが合うまで粘ります。
xf23mm-macro-fotga-11FUJIFILM X-E2 (23mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO1250)
虫などを撮るときはシャッターチャンスは限られます。撮っている間に何度も逃げられました。難しいですね。
xf23mm-macro-fotga-12FUJIFILM X-E2 (23mm, f/4, 1/500 sec, ISO640)
アリも良く動きます。小さいのでピントがなかなか合いません。「撮った」というよりも「撮れた」に近いです。
xf23mm-macro-fotga-13FUJIFILM X-E2 (23mm, f/4, 1/500 sec, ISO500)
赤い色をしたタワシのような植物です。トロピカルに撮れました。
xf23mm-macro-fotga-9FUJIFILM X-E2 (23mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO100)
モノクロでネジを撮影してみました。金属の質感が出てますね。
xf23mm-macro-fotga-14FUJIFILM X-E2 (23mm, f/4, 1/500 sec, ISO500)

接写リングなので常用するのは難しいですね。しかし、リングが小さく軽いのでどこにでも持ち運べます。ポケットにも入る大きさなので、気軽に接写できますね。撮影してみた感想はピント合わせが非常に困難。カメラのモニタ上でピントが合っているかどうかを確認するのは難しいです。なので、一発でピントが合っている写真を撮るのは至難の技。

XF23mmにつけている接写リングK-AETSの開封レビューも合わせてどうぞ!

XFのマクロレンズXF60mmの作例はこちら

SONYのファインダー付きコンデジDSC-RX100M3を触ってみた

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DSC-RX100M3-

小さいボディーにファインダーを収納させたSONYの新製品カメラDSC-RX100M3。ソニービルで試用ができるので行ってみました。

SONYビルに来るのはα7の新製品発表会以来です。

ソニービル

5月14日~6月1日までの期間はマイケル・ジャクソンのニュー・アルバム『XSCAPE(エスケイプ)』発売を記念したイベントが行われています。

ソニービルでのマイケル・ジャクソンイベント

マイケル・ジャクソンがポーズを決めてました。今にも踊りだしそうな躍動感です。

マイケル・ジャクソンの像

こちらがSONYの新製品コンデジDSC-RX100M3です

DSC-RX100M3の画像

発売前ですがkakaku.comでは85,500円というお値段(2014/05/25現在)。いわゆる高級コンデジですね。カカクコムのDSC-RX100M3の価格

DSC-RX100M3の主な仕様
名称 SONY サイバーショット
DSC-RX100M3
画素数 2090万画素(総画素)
2010万画素(有効画素)
焦点距離 24mm~70mm
光学ズーム 2.9 倍
幅x高さx奥行き 101.6×58.1×41 mm
重量 263 g
カラー BLACK


この商品で一番気になっていたのがファインダーです。このファインダーを覗くためにココに来たようなものですね。ボディーの右側には【FINDER】という文字の下にレバーがあります。このレバーを下に下げるとファインダーがポップアップされます。

DSC-RX100M3のファインダー

ファインダーの表部分には【T*】の文字が

DSC-RX100M3のファインダー

横から見た状態です。ファインダーがポップアップされると同時にレンズが繰り出し、電源が同時に入る仕組みになってます。

DSC-RX100M3外観

ポップアップさせたら、指で摘んで手前に引っ張ります。

DSC-RX100M3ファインダーの出し方

視度調節はファインダーの上の部分に付いてます。

DSC-RX100M3視度調節

フラッシュを出してみました。

DSC-RX100M3のフラッシュ

正面からの外観

DSC-RX100M3

レンズはこれくらい出ます

ズームレンズ

【ZEISS】のロゴも健在

ZEISS

よくこんな小さいカメラにファインダーを入れたなと関心しました。

DSC-RX100M3

ファインダーを除いてみた感想ですが、すごく見やすかったです。試してみた環境が明るかったせいか、タイムラグでカクカク動くような現象は発生しませんでした。

ファインダー付きでチルト式モニタのコンパクトズームコンデジが欲しい!という方にはドストライクなコンデジでは無いでしょうか。SONYの技術力ってすごい!と感心させられました。

FUJIFILM Xマウントで使える接写リングK-AETSを試してみた

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X-E2,XF23mm接写リング

ボディーとレンズの間に付けると接写ができるという摩訶不思議なアイテム『接写リング』Facebookに投稿された写真に接写リング『Fotga』を利用して撮影されたマクロ写真を多く見かけます。

接写リングは気になっていたアイテムですが、ネットショップで探しても全て品切れ。入手困難な状態が続きました。しかし『Fotga』ではありませんが同じような撮影ができる『KERNEL AF EXTENTION TUBE』を手に入れる事が出来ました。

ちなみにコンデジのGR DIGITAL 4 は撮影距離1cmのマクロで撮影することが出来ました。

GR DIGITAL 4 マクロ撮影RICOH GR DIGITAL 4 (6mm, f/1.9, 1/8 sec, ISO400)

GR DIGITAL 4 マクロ撮影RICOH GR DIGITAL 4 (6mm, f/1.9, 1/26 sec, ISO800)

はたしてミラーレスカメラがコンデジの様に数センチの距離で接写ができるようになるのでしょうか。ネットで『Fotga』や『接写リング』の情報を調べてますが、半信半疑です。『本当に、こんなリングを付けるだけで接写が出来るのか?』

やってみなけりゃ分からない。

接写リングに関する疑問

  • オートフォーカスは効くのか?
  • 正常に動作するのか?
  • 接写リングを付けたまま通常撮影できるのか?
  • どれくらい接写できるのか?
  • どんな写真が撮れるのか?

開封

K-AETS FUJIXの箱です。

K-AETS FUJIX Mount Adapter

フェルトっぽい素材の巾着袋が入ってます。

K-AETS FUJIX Mount Adapter

10mmと16mmのリングが組み合わされた状態で入ってます。

XFレンズ用の接写リング

黒い部分は一見、金属で出来てそうですがプラスチック製です。シルバー部分は金属です。

X-E2接写リング

反対側

XF23mm用の接写リング

重量

重量を測ってみました。
10mm:22g

重量測定

16mm:27g

重量測定

精度

リングをボディーとレンズに装着した際に傷などがつかないか、シッカリハマるかどうか検証します。

X-E2と接写リングK-AETS FUJIX

ややキツめのつけ心地。回して装着する際にちょっと力が入ります。接写リングを付けても傷などは付きませんでした。また、レンズがぐらつくこともありませんでした。

外すときはこのボッチを押しながら回します。

レンズアダプタのボッチ

比較

接写リング未使用時

まずは何もつけてない時の最短撮影距離で撮影してみます。マニュアルフォーカスにしてピントリングを最短に設定します。

XF23mmでの撮影

XF23mm F1.4使用時は、レンズの先から被写体がまでの距離は約20cm弱でした。

XF23mm撮影距離

最短撮影距離で撮影した写真です

XF23mm作例FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO800)

10mm接写リング:フォーカス(無限遠)

次に10mmの接写リングをX-E2 + XF23mmに装着します。フォーカス距離は無限遠に設定。

接写リングで撮影

ピントが合う範囲

無限遠に設定しても遠く離れた場所のピントは合いませんでした(ボケ写真になる)。XF23mmに10mmのリングを付けたから33mmになる(35mm換算50mm)になるわけでは無いんですね。完全に接写専用カメラになります。

XF23mm無限遠

オートフォーカスは効くのか?

ピントが合う範囲内であればオートフォーカスが効きます。しかし範囲が数センチしかないため、マニュアルフォーカスにしたほうがピント合わせがしやすいです。

接写リングでのオートフォーカス

撮影距離はレンズ先端から約3cmです。

撮影距離測定

被写界深度が非常に浅くピント合わせが非常に困難。開放で撮影すると全体的にボケたような写真になりますね。

絞り開放で撮影FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO1600)

最短撮影距離の設定で撮影

最短撮影距離範囲

先ほどよりも1cm短い2cmになりました。

最短撮影距離

さらに近くに寄りました。もっとピント合わせが難しくなります。

ボケ画像FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO1600)

16mmを付けてみました。

K-AETS FUJIX Mount Adapter 16mm

思わぬ事態が発生。カメラがレンズを認識していないのか【F0】という表示が!絞りリングを回してもF値が変更できません。オートフォーカスも機能しません。シャッターボタンを押してもシャッターが切れません。

Focusが効かない

X-E2にレンズ+16mmリングをつけると、カメラが「レンズが装着されてない」と認識するみたいです。なのでレンズがない状態でもシャッターが切れる設定にしなければなりません。カメラ設定【3】から【レンズなしレリーズ】をONに設定。

レンズ無しレリーズ

16mmを付けると、ピントリングは効かなくなります。なのでピント合わせはカメラを前後に移動させることになります。撮影距離は1cmになりました。コンデジ並みに寄ってますね。

撮影距離1cm

ここまでアップで撮影できます。

接写マクロ撮影画像FUJIFILM X-E2 (23mm, f/1.4, 1/180 sec, ISO1000)

エラー表示

【レンズエラー】と表示され、カメラが制御不能な状態になる場合があります。エラーが起こるパターンが無いため予測不能。その時は電源をOFF→ONすれば復活します。接写リングを装着した時の挙動は安定はしません。とてもじゃじゃ馬なカメラになります。

X-E2レンズエラー

まとめ

オートフォーカスは効くのか? 10mmリング:一応AFは効くがほとんど便りにならない。
16mmリング:フォーカスリングも絞りも動作せず。
正常に動作するのか? 16mmリング:レンズを認識しない。
10mm,16mmリング:レンズエラーになる場合がある。
接写リングを付けたまま
通常撮影できるのか?
シャッターは切れるがアウトフォーカス。
(ボケ写真になる)
どれくらい接写できるのか? 10mmリング:2cm~3cm
16mmリング:1cm
どんな写真が撮れるのか? 作例を見る

個体差があるそうなので全ての接写リングで同じ症状がでるとは限りません。うまく動作しないことを覚悟して使うべきですね。
接写リングを付けてマクロ撮影した作例の記事です!合わせてどうぞ。

FUJIFILM X ギャラリー 1000人達成記念イベントに参加

『FUJIFILM Xギャラリー(FacebookのXユーザーのグループ)』のメンバー数が1000人に達した事を記念して行われた撮影会 + 懇親会に参加しました。

FUJIFILM Xギャラリーでは写真家として活躍しているプロからXを買ったばかりの初心者まで幅広いユーザーが写真を投稿したり意見交換をおこなってます。

撮影会概要

イベント名 FUJIFILM X ギャラリー 1000人達成記念イベント
日時 2014年5月18日13:00
場所 神代植物公園
参加人数 28名
撮影会の後
  • 食事会 + 懇親会
  • 海老原 勇人 氏の写真講評会
  • 小原 玲 氏のトークショー
  • 佐藤 信敏 氏のRAW現像テクニック講座

講師陣の紹介

海老原 勇人 氏 【写真家 海老原 勇人】
https://sun7h.exblog.jp/
小原 玲 氏 【小原玲(動物写真家)のブログ】
https://reiohara.cocolog-nifty.com/
佐藤 信敏 氏 【佐藤信敏のWEBフォトギャラリー 撮影日記】
https://www.nobphoto.sakura.ne.jp/

撮影場所は調布市にある神代植物公園です。

jindai-shokubutu-park

神代植物公園について

東京都調布市にある東京都立の植物公園。都立としては唯一の植物公園である。園内には約4,500種類、10万株の植物が植えられている。梅や桜の名所としても知られるが、都内最大で274品種5,100株を誇るバラ園では春と秋にバラフェスタが開催され、夜のライトアップやコンサートなどさまざまなイベントが催される。

  • 開園時間 9時30分~17時(入園は16時まで)
  • 休園日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、および年末年始(12月29日~1月1日)
  • 無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)

Wikipedia:神代植物公園

調布駅からバスに乗ること20分『神代植物公園前』に到着。

神代植物公園前バス停留所

良い天気に恵まれました!

空の写真

メインで使用するレンズはFUJINON XF60mm F2.4R macroです。このレンズは富士フイルム東京サービスステーションにてレンタルしました。

いつも使っているXF23mmも念のためバッグの中へ。

XF60mmF2.4R

神代植物公園の案内図です。敷地内を歩いてみると、その広大さに驚きます。地図を持ち歩かないと迷子になってしまいます。バスの停留所から集合場所の深大寺門まで1時間近くかかってしまいました。

神代植物公園地図

入場ゲートにはズラーっと行列ができてました。まさか公園の入り口で並ぶなんて思ってもみませんでした。

入場ゲート

入場料金は大人500円です。このチケットは深大寺門の出入りに使うので、無くさずに持ち歩きます。

神代植物公園入場チケット券

大自然に囲まれた公園です。

神代植物公園の写真FUJIFILM X-E2 (23mm, f/13, 1/420 sec, ISO800)

敷地内の飲食店は「お蕎麦」の店が何軒かありました。お昼時なので、どのお店にも行列ができてました。店員さんも大忙しです。

神代植物公園の蕎麦屋

集合時刻10分前に到着。飛鳥山公園でのX-T1撮影会と同様、既に参加者が集合してました。もしかすると30分前到着ぐらいで調度良いのかも。

DSCF3846

Xを手にして準備万端。

富士フイルムXシリーズ

撮影会開始

鐘の音が鳴り響くバラ園。いよいよマクロレンズを使った植物公園撮影会のスタートです!

マクロを習いたい方は海老原先生に同行。標準レンズ(X100、XF35mm , XF18-55mmなど)を使用の方は小原先生、佐藤先生に同行します。

神代植物公園のバラ

撮影のポイント(カメラを被写体に向ける角度、カメラの設定、注意する点、どうやったら美しく撮れるか)を講師の指導を受けながら同じことをやってみます。

バラのマクロ撮影

一番最初に撮影した写真です。注意する点は天気が良く、とても明るい環境だと白飛びしやすいということ。

バラのマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100)

撮影のポイント:白飛びに注意する

カメラを花の下から空に向かって撮影。背景が青空になるような構図を作りました。

こちらの写真は花びらが白飛びしています。日差しが強い環境では白飛びが起こりやすいので露出をマイナス補正します。

白飛び写真FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100)

シャッタースピードを1/1000→1/2000に上げて露出を下げました。まだ白飛びしてますね。露出合わせが難しい事に気が付きました。

減光した写真FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/2000 sec, ISO100)

撮影のポイント:ピントを合わせる

横方向から雄しべにピントを合わせて撮影。レンズと被写体の距離が近いほどピント合わせが難しくなります。撮影距離範囲ギリギリ。且つ開放で撮ると、ほとんどピントが合わず失敗。

風が吹いているので花が左右に揺れてます。マクロは想像していたよりも難しいと感じました。何事もやってみないと分からないですね。

雄しべにピントを合わせるFUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/1700 sec, ISO200)

白い花を下から上に向けて撮影。

花びらをマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/1400 sec, ISO200)

もっと近くによって撮影してみました。被写界深度がとても浅いですね。ピーキングアシストは【強】だとピント位置が大雑把になるので【弱】で行いました。

花びらの写真FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/1300 sec, ISO200)

撮影のポイント:色潰れに注意する

今度はF8まで絞って撮影してみました。花びらの輪郭がシャープになりますね。
赤い色を撮影するときはフィルムシミュレーションをベルビアに設定すると色潰れする場合があるそうです。そんな時はアスティア(プロビア)で撮影すると良いそうです。

絞って撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/8, 1/350 sec, ISO200)

撮影のポイント:作品にする

バラ園から少し離れた所に草むらがありました。何気なく通りすぎてしまう場所ですが、海老原先生「この花を撮ってみましょう!」ということで、普通の花をキレイに撮るためのコツを伝授。

花をマクロ撮影

被写体にグッと寄って背景をぼかしてしまえばキレイな作品になってしまいますね。

マクロ撮影した花FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/1800 sec, ISO200)

撮影のポイント:ポートレートのカメラ設定

植物の撮影だけでは留まらず突如ポートレートセミナーが始まりました。これは思ってもみない展開です。

富士フイルムポートレート撮影

一人の美しい女性がその場でモデルに抜擢。女性を撮る際のカメラの設定はハイライトやシャドーを柔らかめに設定。

DSCF3955

どんな写真が撮れたのでしょうか。

ポートレート撮影

「イケメン!」とのことでモデルに抜擢された男性。私も便乗して撮影させていただきました。男性の場合は女性とは逆のカメラ設定。シャープネスは変えずにシャドーとハイライトで輪郭を際立たせます。影が強調されるのでカッコイイ写真になりますね。

ポートレート撮影(男性)FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/350 sec, ISO200)

空を見上げて何かを撮影してます。

撮影のポイント

撮影のポイント:対比構図

手前と奥の緑で対比構図を作り撮影。

植物を撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/340 sec, ISO200)

暑い日の午後。喉が渇いたので途中休憩。自動販売機にも行列ができてました。

休憩

私はジュースを飲んでたのですが、売店で売っていたアイスクリームがとても美味しそうだったのでちょっと後悔しました。

休憩

日陰での撮影

小原先生、佐藤先生と合流し撮影再開。

花をマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/500 sec, ISO400)

対比構図を実践。

対比構図FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/220 sec, ISO200)

日陰だと花全体に柔らかな光があたります。直射日光の時よりも白飛びしにくくなるので撮影しやすいと感じました。とてもおもしろい形をした花ですね。

花をマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/3.2, 1/160 sec, ISO320)

花に光が差し込んでいるところを狙い、少し露出を下げて撮影

FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/480 sec, ISO200)

あっという間に植物公園の開演時間が終了となってしまいました。

X-E2 フィルムシミュレーション モノクロFUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.8, 1/160 sec, ISO250)

愛用のX

撮影会参加者が使用しているXシリーズのカメラとカスタマイズを紹介いたします。
【X-E1 + TAMRON 90mm Macro】

X-E1 TAMRON Macro

【X-T1】

X-T1 fujinon 18-55mm

【X100S+テレコンバージョンレンズTCL-X100】

X100S+テレコンバージョンレンズTCL-X100

【X100Sブラックエディション】

X100S BLACK Edition

【X100S+テレコンバージョンレンズTCL-X100】
X100S人気ありますね!

X-100S 50mm アダプタ

【X-A1】
強い日差しでも液晶モニタを見やすくできるアイテム

液晶モニタフード

X-A1には電子水準器がついていないため、ホットシューに外付けできるデジタルデジタル水準器を付けて対応。こんなアイテムがあるんですね!

外付けデジタル水準器

至高のボケ美レンズ
【X-E2 + Trioplan 100mm】

X-T1+レンズ

日本料理屋の深大寺 水神苑にて食事会

海老原先生による講評

撮影会の参加者が撮った写真を海老原先生が講評します。自分の写真がスクリーンに晒されるので緊張します。しかしオヤジギャグ満載のトークで和みながら進行したので一安心。ボキャブラリーに富んだ語り口は写真と同じくらい目を見張るものがありました。初めてお会いした時は、プロフィール写真と実際の性格のギャップに驚きました。

懇親会と食事会

小原先生のトークショー

ISO感度耐性に優れ、質感のある繊細な描写ができるというXの特徴を可愛いアザラシの写真を見ながら聴きました。その中でも「なぜジャーナリストから動物カメラマンになったのか」という話がとても感慨深かったです。魔法のレンズXF35mmついては「好きなもの(マンゴープリン)が美しく撮れる」との事なので、私もラーメンを撮ろうと思いました。

小原玲先生トークショー

佐藤先生のRAW現像講座

フォトショップを使いRAWの写真をスクリーンに映しながら編集。ホワイトバランスを変えるだけでアッという間に雰囲気の異なる写真に仕上げました。ホワイトバランスが違うだけで、同じ写真なのに昼と夜の写真が出来上がりました。まるでマジックを見ている感覚でした。

写真とはエンターテインメントである。」という佐藤先生の言葉は、目の前の写真がガラリと変化するのを見ていて腑に落ちました。

RAW現像講座
大変勉強になった中身の濃い一日でした。

神代植物公園飲食店

機会があればまた撮影会に参加してスキルアップしたいと思います!

飛鳥山公園で行われた海老原先生のX-T1撮影会もあわせてどうぞ!


当日返却なら無料でXFレンズが試せる富士フイルムサービスステーションの記事です。
XF23mmに接写リングを付けてマクロ撮影してみた記事です。合わせてどうぞ!

XFレンズのレンタルサービス開始

XFレンズのレンタルサービス

※2014年08月に富士フイルムの東京サービスステーションが池袋から六本木に移転しました。記事内容を更新しましたので、富士フイルムのサービスステーションが六本木に移転しました!をご覧くださいませ!!

以下の情報はサービスセンター移転前の内容ですのでご注意ください。

2014年5月12日から始まった富士フイルムFUJINON XFレンズのレンタルサービス。タイミングが良いことに5月18日は飛鳥山公園X-T1撮影会の講師、海老原先生による花を美しく撮る撮影会が神代植物公園にて行われます。

また、ホタルの写真やアザラシ動物写真家として有名な小原玲氏によるトークショー

アザラシ動物写真家の小原玲氏

更には芸術的なマクロ撮影とRAW画像編集テクニックを持つ佐藤信敏氏もこの撮影会に参加するとの事。

これはマクロレンズを付けて参加するしかありません!借りるレンズはもちろんFUJINON XF60mm F2.4 macroです。

富士フイルム東京サービスステーション概要

URL https://fujifilm.jp/support/digitalcamera/repairservice/servicestation/region001.html
住所 東京都豊島区南池袋1-10-13
荒井ビル1F
営業時間 月曜~金曜 9:00~17:40
土曜 10:00~17:00
サービス
  • Xシリーズのタッチアンドトライ
  • カメラの修理
  • センサーのクリーニング
  • XFレンズのレンタル

経路

池袋東口へ出て右方向に進みます。

池袋駅東口を出る

明治通沿いを直進

明治通沿いを直進

右手に無印良品が見えます。

無印良品を通り過す

行列の出来る店『無敵家』のラーメン屋を通り過ぎます。

池袋駅無敵屋

直進するとCAFE VELOCEが見えます。もうちょいです。

富士フイルム東京サービスステーションに到着しました。

富士フイルムサービスステーション

XFレンズの価格表です。2014/05/17現在の情報なので、内容が変更される可能性があります。念の為にレンズを借りる前、お電話にてご確認をとってみてください!

FUJINON XFレンズ料金表

料金表

当日返却の場合、無料でレンズを借りる事ができます!これはありがたいですね!1泊1,080円〜とお手頃な値段。

2014/05/17現在
機種 1泊2日 3泊4日 7泊8日
XF14mm F2.8R ¥1,080 ¥3,990 ¥7,980
XF23mm F1.4R ¥2,160 ¥4,740 ¥9,480
XF35mm F1.4R ¥1,080 ¥2,740 ¥5,480
XF56mm F1.2R ¥2,160 ¥5,490 ¥10,980
XF60mm F2.4R ¥1,080 ¥2,990 ¥5,980
XF10-24mm F4R ¥2,160 ¥5,490 ¥10,980
XF18-55mm F2.8-4R ¥1,080 ¥2,990 ¥5,980
XF55-200mm F3.5-4.8R ¥1,080 ¥3,490 ¥6,980

レンタルするときの注意点は日曜と祝日はサービスセンターが営業してません。なので返却は平日か土曜になります。撮影会のため日曜に返却が出来ないので月曜日に返却(2泊3日レンタル)する旨を伝えたところ、特別に1日分の料金1,080円で借していただきました!

レンタル料金

レンズ本体の他に、レンズキャップ、レンズアタッチメント部のカバー、レンズフードも付属します。無くさないように注意しましょう!

FUJINON XF60mm macro

いつも付けているXF23mm F1.4を取り外しXF60mm F2.4に付け替えました。

FUJINON XF60mm

XF60mm F2.4R macro試し撮り

さっそく表へ出て試し撮り!名前は分かりませんが、赤いタワシのような植物をマクロ撮影してみました。

花をマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/250 sec, ISO1000)

ノートリミングです。さすがマクロだけあってグッと寄れますね!オシベ(メシベ?)の部分がハッキリと写ってます。表だと風が吹いているのでシャッター速度を250〜500以上に設定しないとブレてしまいます。

花をマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/250 sec, ISO1000)

XF23mmの画角では味わえなかった撮り方が出来ますね!

花をマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/1000 sec, ISO1250)

花の撮影に夢中になっていると背後から「ブォーーーーン」という羽音が聞こえました。振り向いたら大きなスズメバチが直ぐそばにいました。慌てて退散。

花をマクロ撮影FUJIFILM X-E2 (60mm, f/2.4, 1/500 sec, ISO800)

広角のXF23mm F1.4。マクロ、中望遠のXF60mm F2.4。XFレンズを買い足すとしたらこのレンズかもしれないですね。

X-E2とXF60mm

XFレンズを購入する前に富士フイルムのサービスステーションにて数日借りてみて、使用感をじっくり試してみると良いと思います。夢のXF56mm F1.2Rが、わずか数千円で試せます!

XF60mmを使った植物の撮影の記事です!あわせてどうぞ!

XF60mmと似たような画角で人物撮影に最適なレンズXF 56mmをレンタルした記事です!